この記事では、新聞などの紙媒体デザインの作成ステップと印刷方法をまとめます。
新聞広告などの紙媒体デザインは、企業の広報担当者にとって認知度を向上させるための施策のひとつです。
とはいえ、どのように作成すればよいのか分からない方も多いのではないでしょうか?

新聞など紙媒体デザインってどうやって作るんですか?
今回は、新聞などの紙媒体デザインの作成ステップと印刷方法を解説していきます。



最後まで読んで、紙媒体デザインにチャレンジしてみてくださいね!
デザインの幅が広がるスクールがあります!
デザキャンで一緒に学んでお仕事獲得を目指してみませんか?
個別相談ご参加の方には「個別ロードマップ」を作成しますので、ぜひお気軽にお申込みください!
\\\無料個別相談受付中///


新聞などの紙媒体デザインの作成ステップ


では早速、新聞などの紙媒体デザインの作成ステップを解説します。



紙のデザインってどんなものをイメージしますか?



新聞広告やチラシ、パンフレットを思いつきました。
意外と身近な紙媒体デザイン。
ここでは、新聞広告などを中心に紙媒体デザインの作成ステップを紹介します。
作成は次の5ステップで進めていきます。
- コンセプトを決める
- リサーチしてイメージを固める
- 必要な要素、コピー、説明文を決める
- レイアウトを検討する
- デザインツールで作成する
ひとつひとつ解説します。
コンセプトを決める
一番はじめに、コンセプトを決めましょう。
コンセプトとは、何を伝えたいデザインなのか、課題を解決するためにデザイン要素を固めていくこと。



ここがぶれてしまうと伝えたい人の目に留まらず、伝わらないデザインになってしまいます。
また、そのデザインのターゲット層やテイストなども決めていきます。



誰に見てもらいたいのかが決まると、デザインのテイストもおのずと絞られてきますよね。
特に新聞などの紙媒体デザインはすべての人にランダムで配信できるものではありません。
その媒体がどのような層に向けて配布されているのか、またはどのような人に購買されているのかを事前に確認しておく必要があります。
リサーチしてイメージを固める


紙媒体デザイン作成、ステップ2はデザインのリサーチを行うことです。



リサーチはなぜ行う必要がありますか?
デザインにもトレンドがありますし、クライアントとのイメージギャップを減らすためです。



いろんなデザインを見ることで、自分のデザインの幅を広げることにも繋がりますよ!
新聞はモノクロが基本です。
モノクロでも目立つデザインやレイアウトをリサーチすることが、成功のコツのひとつ。
クライアントの課題解決のために最適なデザインイメージをいくつかピックアップしましょう。
必要な要素、コピー、説明文を決める
コンセプト、イメージが固まったら、デザインに必要な要素を洗い出していきましょう。
たとえば、新聞にイベント開催の広告を掲載する場合、こんな要素が必要になります。
- キャッチコピー
- イベント開催日
- イベント概要
- 開催場所の地図
- 参加料金 など



不足している情報がないか、抜け漏れがないか確認しながら進めていくのがコツです!
また、コンセプトにあわせて写真やイラスト、文字フォントも決めていきます。
素材はクライアントからいただける場合もありますよ。
レイアウトを検討する
紙媒体デザインの作成ステップ、4つ目はレイアウト検討です。
用紙サイズにあわせてデザインの要素を仮置きしてみましょう。
ちなみに、新聞の場合、サイズはブランケットサイズかタブロイドサイズが一般的です。





通常の新聞はブランケットサイズです。
近年の紙媒体デザインは写真などが多く、パッと見て目につきやすいデザインが主流です◎
レイアウトを検討するときは、文字とビジュアルのバランスに気をつけましょう。



新聞など、紙媒体デザインは文字が多いイメージですが、ここでリサーチが活きてくるんですね。
デザインツールで作成する
紙媒体デザインの作成ステップ、最後はデザインの仕上げです。
Adobe Illustratorを使用するデザイナーが多いですが、写真の加工にはPhotoshopが適しています。



複数のデザインツールを駆使して作成していきますよ。
特に気をつけたいポイントはこちら。
- 目立たせたい素材は目立っているか
- 素材を詰め込みすぎて見にくくなっていないか
- 可読性のあるフォントサイズか など
実際に印刷された状態を具体的にイメージしながらデザインを仕上げましょう。



クライアントと随時認識を合わせながらデザインを仕上げていきたいですね。
ここまで、新聞などの紙媒体デザインの作成ステップを解説しました。
このあとは、新聞などの紙媒体デザインの印刷方法をまとめます。
新聞などの紙媒体デザインの印刷方法


ここからは、新聞などの紙媒体デザインの印刷方法を解説します。



新聞広告など、紙媒体デザイン作成の流れはご理解いただけましたか?



作成ステップは分かりましたが、実際印刷するとなると何かコツはあるのでしょうか?
紙媒体デザインにあってWebデザインにはないステップ、それは印刷です。
今回紹介する3つのポイントを把握していれば、印刷方法も難しくありません。
- データの納品方法はPDF推奨
- 印刷方法はオフセット印刷が基本
- 印刷を頼むなら新聞印刷サービス
それぞれ見てきましょう。
データの納品方法はPDF推奨
まずは印刷を依頼する場合のデータ納品方法です。
新聞などの紙媒体デザインのデータ納品方法はPDF!
新聞社によってはIllustratorデータを求められる場合もありますが、PDFを指定される場合が多いです。



PDF納品ということは、その見た目そのままに印刷されるということ!



完全にできあがったデータを納品しなければなりませんね……
できるだけ近い用紙サイズで印刷して可読性、見た目のバランスなどをチェックするのはマスト!
Adobe AcrobatなどPDF編集ツールを使える方はPDFにしてから修正もできるのでおすすめです。
印刷方法はオフセット印刷が基本
続いて、印刷方法について説明します。
新聞などの紙媒体は、オフセット印刷という方法で印刷されることが多いです。
- オフセット印刷とは?
-
シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色を重ねていくことで最終的なデザインを仕上げていく印刷方法。
1つ印刷用の版を作成するため、大量印刷に強い印刷方法です。



デメリットとしては、版を作成するからこそ、小ロットだと印刷代が高くついてしまうこと。
また、4つの色を重ねて色味を調整するため、印刷機器によって色味の違いが出ることがある点は認識しておきましょう。
印刷を頼むなら新聞印刷サービス
最後に印刷を頼む場合の方法です。
新聞広告や新聞風のカタログなどを印刷する場合は、新聞印刷サービスがおすすめです。



新聞などの紙媒体で作るということは、紙質含めてのデザインですよね!
新聞印刷サービス例
サービス名 | URL |
---|---|
日本経済新聞 印刷サービス | https://www.nikkei.co.jp/print/index.html |
株式会社高速オフセット 新聞印刷 | https://www.kousoku-offset.co.jp/shinbun/ |
デザインして終わりではなく、印刷まで含めたプロセスが新聞などの紙媒体デザインの魅力。



印刷して出来上がりを見たときは感動しそうです。
作成ステップや印刷方法を確認して新聞など紙媒体デザインにチャレンジしよう!


この記事では、新聞などの紙媒体デザインの作成ステップから印刷方法まで紹介しました。



新聞などは特殊なデザインだと思ってましたが、詳しく知ることができてよかったです。



紙媒体に印刷するからこそ表現できるデザインもありますよね。
この記事で新聞や紙媒体デザインに興味をもってもらえていたらうれしいです。
Webデザイン~紙媒体デザインまで幅を広げませんか?
- デザインジャンルの幅を広げたい!
- Webデザインにチャレンジしてみたいと思っていても、なかなか踏み出せない
- どうやって勉強していけばいいのか分からない
- 独学での勉強に限界を感じている
- 本気でWebデザインの仕事を獲得したい!
ずみプロ監修のデザキャンで一緒に学んでいきませんか?
個別相談ご参加の方には「個別ロードマップ」を作成しますので、ぜひお気軽にお申込みください!
\\\無料個別相談受付中///

