この記事では、画像生成AIの詳細とデザイナーの使い方や気をつける注意点についてまとめています。
生成AIが日常的に使用されるようになった世の中。
Webデザイン業界でも画像生成AIが活用されるようになっています。
Webデザイナーとしてどのように使っているのか気になります。
そんな方のために今回は、画像生成AIの詳細とデザイナーの使い方や気をつける注意点をまとめていきます。
画像生成AIをうまく味方にできるように最後までお読みくださいね!
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画像生成AIとは?
では早速、画像生成AIとはどんなものなのか解説していきます。
画像生成AIといっても、どんなものなのかよく分かっていません……
この記事を読めば、画像生成AIについて理解できるようになりますよ◎
ここでは、画像生成AIの仕組みや実際に画像生成してみた例をご紹介。
そして、画像生成AIには具体的にどんな種類があるのかをまとめていきます。
画像生成AIの概要
まずは画像生成AIの概要について解説します。
画像生成AIとは、テキストなどの指示にしたがってAIが画像を生成するもの。
そもそも画像生成AIはどのようにして画像を作っているんでしょうか?
実は0から新しい画像を作っているのではないんですよ!
画像生成AIで用いられているのは深層学習という仕組み。
- 深層学習とは?
-
別名、ディープラーニング。
大量のデータをAIに学習させて、その学習した内容をもとにAIの精度を上げている仕組みです。
たとえば、猫の画像を作りたいとき。
猫といってもいろんな種類の猫がいるので、できる限り多く猫の画像を学習させておきます。
そのうえで指示を出すと、学習の内容をもとにできる限り近い画像を作るというわけです。
実際に画像生成してみた結果
- 使用画像生成AI:DALL-E
- 指示内容:窓際に座っているキジトラ
過去のデータがあってこそ画像生成AIが成り立っているんですね。
画像生成AIの種類
画像生成AIの概要を解説したところで、画像生成AIにはどんなものがあるのか、その種類をご紹介します。
今回は次の5つをピックアップしました。
種類 | MidJourney | Stable Diffusion | DALL-E | Adobe Firefly | Canva |
値段 | 有料 | 無料 | 無料 ※回数制限有 | 無料 ※回数制限有 | 無料 ※回数制限有 |
商用利用可否 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
日本語利用 | 不可 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
概要 | Discordを通じて操作可能 | プログラミングができればカスタマイズ可能 | ChatGPTと連携可能 | PhotoshopなどのAdobe製品との相性がいい | Canvaでのデザインに使用可能 |
Webデザインツールなどとの連携もできるので、使ってみたくなりました!
特徴を押さえておくと、自分に合う画像生成AIが見つかりそうですよね。
ここまで、画像生成AIの概要と種類をまとめました。
このあとは、画像生成AIをデザイナーが活用するときの使い方と気をつけたい注意点を解説していきます。
画像生成AI デザイナーの使い方と気をつける注意点解説
ここからは、画像生成AIをデザイナーが活用するときの使い方と気をつけたい注意点を解説します。
画像生成AIの仕組みと種類を説明したところで、実際の使い方をご紹介します。
画像の精度を上げるためにはちょっとしたコツが必要なんですよ!
また、画像生成AIを利用する際、気をつけなければいけないポイントもあるので合わせて解説していきます。
画像生成AI デザイナーの使い方
まずはデザイナーが画像生成AIを活用するときの使い方について説明しましょう。
なんでも思い通りに画像を作ってくれるとは限らないのが画像生成AI。
次の3つのコツを意識して画像生成AIを活用できると精度がアップしますよ◎
- AIが理解できるように具体的な指示を出す
- 同じプロンプトでも生成するたびに異なる画像になるため繰り返し生成して微調整すること
- 生成された画像だけでは不十分な場合が多いため、自分のWebデザインとうまく組み合わせること
特に、指示の出し方が生成される画像のクオリティを左右します!
画像生成AIへ出す指示のことを「プロンプト」と言います。
そのプロンプトをAIが理解できるように書けるかがうまく画像を生成するコツ。
指示の出し方での違いを比較!
- 使用画像生成AI:Canva
- 指示内容①:本がたくさん積まれているデスク
では、もう少し詳しくプロンプトを書いて画像生成してみましょう。
- 使用画像生成AI:Canva
- 指示内容②:文庫本がたくさん積まれている窓際のデスク、コーヒーがおいてある、外には植物が見える
こんなに違いが出るんですね!プロンプトの重要性が分かりました。
画像生成AI 気をつける注意点
最後に、画像生成AIを使うときに気をつける注意点をまとめます。
Webデザイナーであれば、外部に出回るデザインを作成することがほとんどですよね。
やはり、気をつけなければならないのは権利関係です。
注意点として、著作権と肖像権について解説します。
- 著作権
画像生成AIは過去に公開されているデータを学習して画像を生成している場合があります。
つまり、自分以外の著作物を参考にして作られている可能性があるということ!
ほかの人の作品と同じ、もしくは酷似していないか確認が必要です。
- 肖像権
人物が含まれる画像を生成した場合、特定の個人と酷似しているということがあり得ます。
つまり、その人から肖像権侵害として賠償を求められる可能性があるため注意が必要です。
そのほかにも、事実とは明らかに異なる画像を作ってしまう場合もあるんです。
画像を作ってくれるからといって、よく考えて使う必要があることが分かりました。
使い方と注意点を理解して画像生成AIを活用できるデザイナーになろう!
この記事では、画像生成AIの詳細とデザイナーの使い方や気をつける注意点を解説しました。
画像生成AIは便利で使い方に慣れてしまえば便利な反面、利用上の注意点も多いツール。
自分を守るためにも、画像生成AIを活用する際は注意点をしっかり意識しておきましょう!
画像生成AIなど最新ツールをうまく使いながら活躍していけるWebデザイナーになれるように応援しています。
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