この記事では、実務未経験のポートフォリオの作り方と差別化に必要な要素をまとめています。
実務未経験でもWebデザイナーとして仕事を探すために必ず必要になるポートフォリオ。
とはいえ、どのように作ればいいのか分からない方が多いのではないでしょうか?
実績もないし、何から始めていいのか分からないんです。
そこで今回は、実務未経験のポートフォリオの作り方と差別化に必要な要素をまとめていきます。
差別化ポイントをチェックして、仕事獲得を目指しましょう!
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未経験向けポートフォリオの作り方 徹底解説!
まず、未経験者向けのポートフォリオの作り方を徹底解説しましょう。
今回はポートフォリオの作り方を次の5つのステップに分けて説明していきます。
- コンセプトを決める
- 掲載する作品を作る
- 掲載内容を洗い出す
- 構成を考える
- 作り込む
ひとつずつ解説していきます。
それぞれで考えてほしいポイントも整理していますので、参考にしてくださいね◎
コンセプトを決める
未経験向けポートフォリオをの作り方、1つ目のステップはコンセプトを決めることです。
ポートフォリオのコンセプトとは何でしょうか?
ポートフォリオを作る目的がありますよね。それに沿ったコンセプトと考えておくとGoodです!
ポートフォリオを作る目的は、自分のスキルをアピールして、クライアントから仕事をもらうこと。
つまり、仕事をもらうためのポートフォリオにしなければなりません。
以下の問いに合わせてコンセプトを検討してみましょう。
- どんな企業に見てもらいたいですか?
- どんな印象を与えたいですか?
- どんなWebデザインで仕事を獲得したいですか?
たとえば、以下の条件。
- 女性向けのかわいらしいデザインを得意とするWebデザイン企業に見てもらいたい
- 明るく、親しみやすい印象を与えたい
- Webバナー制作の仕事を獲得したい
この条件で、男性っぽい印象でWebサイト実績を先に掲載しているポートフォリオは変ですよね。
まずポートフォリオの目的をしっかり整理して、コンセプトを明確にすること。
もちろん、WebバナーとWebサイト作成など、複数のWebデザインに対応可能であれば、すべて掲載してOK。
ただし、どちらを優先的に見てほしいかは応募求人内容に合わせて調整しましょう◎
掲載する作品を作る
次に、ポートフォリオのメインとなる掲載する作品制作です。
実務未経験ということで、仕事の実績はない状態かと思います。
何を作ればいいのか分からないんです……
未経験でもポートフォリオに掲載できるものはたくさんありますよ!
ポートフォリオに掲載する作品例には以下のようなものがあります。
- バナートレース・サイトトレース
- スクールなどの制作課題
- 架空の商品やサービスなどのバナー・サイト
作品掲載時には注意すべき点もありますので、意識しておきましょう。
- トレースの場合は、元バナー・元サイトを示す
- スクールなどの制作課題はポートフォリオ掲載可否を確認する
- 架空の商品やサービスなどのバナー・サイトを作る場合、設定をできるだけ具体化する
ポートフォリオ掲載OKのトレースお題サイトや実際の求人内容を参考に作成するのもおすすめです。
掲載内容を洗い出す
つづいて、ポートフォリオに掲載する内容を洗い出します。
ポートフォリオと言っても作品だけを載せていればいいというわけではありません。
以下の内容は網羅するようにしましょう◎
- 自己紹介・経歴
- スキル・使用可能ツール
- 実績・作品
- 連絡先・問い合わせ先
問い合わせ先がないと仕事も依頼できませんよね……忘れないようにしましょう!
構成を考える
内容が固まったところで、構成を検討しましょう。
クライアントが見やすい構成ってどんな構成だと思いますか?
たとえば、どんな人かわからない状態で作品を見てもらうというのは失礼ですよね。
- まずは名乗る:自己紹介・経歴、スキル・使用可能ツール
- 作品を見てもらう:作品掲載
- 問い合わせしてもらう:問い合わせ先
クライアントが不安なくポートフォリオを確認できる順番で構成を作りましょう。
作り込む
ここまで検討することができたら、実際に作り込んでいきましょう。
どんなツールでポートフォリオを作成するかを決めて作り込んでいきます。
たとえば、下記のようなツール・サイトテンプレートがあるので参考にしてみてください。
自分でポートフォリオサイトを作ってみるのもひとつの実績になりますよ!
未経験向けのポートフォリオ参考例はこちらの記事からも確認できますので、ぜひご覧ください。
ここまで、未経験向けのポートフォリオの作り方を解説してきました。
このあとは、未経験のポートフォリオを差別化するために必要な要素をまとめていきます。
未経験ポートフォリオ 差別化に必要な要素まとめ
ここから、未経験でポートフォリオを作る際、差別化するために必要な要素をまとめていきます。
実務未経験でもできる、他の人との差別化ポイントが知りたいです。
すでに実績がある方にも負けないように、以下3点のポイントは気をつけましょう!
- 作品は掲載するだけで終わらない
- 作品数と掲載順を意識する
- 定期的に更新する
ひとつずつ解説していきます。
作品は掲載するだけで終わらない
まず、作品をただ掲載するだけで終わらせないことが差別化に必要な要素のひとつです。
たしかに、ポートフォリオは自分がどのようなWebデザインができるのかをクライアントに伝えるものです。
しかし、それだけでは差別化にならず、埋もれてしまいます……
その掲載作品に対して、自分なりの分析や工夫点など、一言添えるようにしましょう。
作品とあわせて記載したい内容例
- 作品名
- 使用ツール
- 制作日時
- 制作時間
- 工夫したポイント
- (架空の題材なら)ターゲット・その題材のコンセプト など
クライアントも仕事を依頼する際のイメージがしやすくなるため、差別化に必要な要素になります。
作品数と掲載順を意識する
差別化に必要な要素、2つ目は作品数と掲載順を意識することです。
ポートフォリオは作品数が少ないと見てもらえないこともあるんです……
掲載する作品数は5~10点は欲しいところ。
作品数確保にある程度時間がかかるため、以下2点を意識しましょう。
- いつまでに仕事を獲得したいのか
- そのためにどのくらいのペースで作品を作っていけばいいのか
また、自信作や得意な印象のWebデザインは先に見てもらえるように掲載順も工夫することが大切です。
クライアントは、時間がない中で膨大な数のポートフォリオを見ます。
パッと「いいWebデザイン!」と思ってもらえるように相手の立場になってポートフォリオを構成しましょう◎
定期的に更新する
最後に、定期的に更新することが差別化に必要な要素になります。
ポートフォリオは、一度作って終わりではありません!
Webデザイナーとして活動し続けていること・スキルアップしていることを発信していく場所でもあります。
定期的に更新されていないと、活動していないと思われてしまう可能性があるんですね……
自分の活動・スキルアップをしっかりとアピールできるように、ポートフォリオは定期的に更新しましょう。
差別化に必要な要素をおさえたポートフォリオで未経験から仕事を獲得しよう!
この記事では、実務未経験のポートフォリオの作り方と差別化に必要な要素をまとめました。
未経験からの、ポートフォリオの作り方をご理解いただけましたか?
作り方を参考にしながら、ポートフォリオの内容を充実させていこうと思います。
差別化に必要な要素を盛り込んだ、アピールできるポートフォリオを準備しましょう◎
未経験からWebデザイナーを目指す方必見!ずみプロ監修のスクールで学びませんか?
こんな方にもおすすめ!
- 未経験からWebデザイナーを目指している
- Webデザインにチャレンジしてみたいと思っていても、なかなか踏み出せない
- どうやって勉強していけばいいのか分からない
- 独学での勉強に限界を感じている
- 本気でWebデザインで仕事を獲得したい!
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